おしゃべりドラゴ

くすっと笑って、心もホッコリ。笑いと感動のストーリー

「創作童話」の記事一覧

ファットオーブの伝説 10

10 どろぼうが街にふたたび 土曜日になると、ぼくらはふたたび病院へ行った。 今日は学校も休みだし、話をする時間はたっぷりあった。 ランディはとちゅうで買い物をしようといいだした。 「だって、入院していると、どうしてもお […]

ファットオーブの伝説 9

9 招かれざる面会者 ぼくとランディは学校ではたしかに落ちこぼれなのかもしれないけど、それでも友だちのことは好きだし、先生が病気だったら、やっぱり心配する。 けっして悪い子どもじゃないんだ。 病院へ行くと、もう午後の六時 […]

ファットオーブの伝説 8

8 ハメット先生の災難 今日もハメット先生は学校へ来なかった。 今日で三日目だ。 ぼくとランディは休み時間にとなりのクラスをのぞいてみた。 アイダ・クレストはしょんぼりしていた。 いつもなら爆撃のようなけたたましい声が聞 […]

ファットオーブの伝説 7

7 戦士マーキュロ 翌日の新聞に、その事故のことが出ていた。 トラックはあのときスピードを出しすぎていて、あのボールがあらわなければ、おばあさんの命はなかっただろうということだった。 そして興味深いことに、その記事の横に […]

ファットオーブの伝説 6

6 ふしぎなトラック事故 それで、その日の授業が終わると、ぼくたちはアイダ先生と「デビット・ハイツ」へ行った。 アイダ先生は昼休みに会った時とは打って変わって、ものすごくはでな化粧をしていた。 くちびるからはみだすくらい […]

ファットオーブの伝説 5

5 ため息にもいろいろある その日の昼休みに、ぼくとランディは体育館に呼びだされた。 待っていたのはアイダ先生だった。 ハメット先生は今日、病気で休んでいるのだそうだ。   普段からぶあいそうなアイダ先生が、今日はほほえ […]

がんばって!花嫁

ある日の夜、テレビでアニメを見ていると、突然部屋の中がまっくらになった。停電だった。だれかがぼくのそばにいた。 「きみはだれだい?」 「わたし?わたしはシンデレラっていうの」 ほくは思わずのけぞりそうになった。 「シンデ […]

せんたくざむらい

ぼくの名前はまさはる。 この日は友だちのたけしの家で学芸会の時代劇の練習をやった。劇の背景画を描きながら、二人で殺陣の練習をするのだ。 ところが、たけしったら、よろけて絵の具でカーテンを汚してしまった。 ぼくらは青ざめた […]